2024年03月27日

心温まる支援に感謝(フルタイムシステムさんから寄付)

22日、昨年も企業版ふるさと納税でご寄付いただいたフルタイムシステムさんから今年も温かい企業版ふるさと納税をして頂きました。
 フルタイムシステムさんはマンションなどで宅配ロッカーを設置し、その業界では国内のトップの企業です。
 2024年は物流業界で人材不足からくる問題が指摘されています。今までは当たり前のように宅配業者さんから直接物を受け取ったりしていましたが、不在であったり、マンションなど高層階での配達は大変な労力を要しました。
 フルタイムシステムさんはそこに着眼して建物の入口に不在であっても受け取れるシステムを作って配達業者、受取るユーザーにも便利なウインウインの関係を30年以上前から先見の明で起業して来ました。
 今は物流業界が人手不足で悩んでいいますが、それに先んじてやっている事は驚きです。
 上松との関係は元地域おこし協力隊員の方の縁で企業版ふるさと納税を呼びかけたところ、宅配ロッカーの正面に木曽ひのきを使いたい、それにこだわって是非ロッカーの扉の部分で使いたいとの話があったのが昨年の話で、昨年本ブログでも紹介したと記憶しています。
 今年も寄付をとの申し出があり、この日、原副社長さん以下3人の方が遠い所をお越しいただきました。
 原副社長さんとお話をする際、伊勢神宮御神木祭の話になり、20年前にお父さんと一緒に伊勢神宮で行われる“お白石持ち行事”に参加されたというお話をお聞きしました。縁はどのようなもので繋がっているか分かりませんが本当にありがたい御寄付を頂きました。
 木曽ひのきをどの部分に使うかというと、ロッカー正面部分の金属部分に嵌め込むような形で使われます。
 昔、コンクリートの教室で木材を壁の一部に床板で使った教室と、コンクリートの剥き出しの教室との対照した事を調べた保健の先生がいたそうですが、インフルエンザなどの感染症の罹患率には差異が出たととの事です。むろん、木材が使われた教室が少なかったそうですが。
 コンクリートのマンションの中で、木製、それが木曽ひのきがあることによっての優位性は分かりませんが、そんな研究が進めば木曽ひのきの素晴らしさが世界に広まるものと思います。
 フルタイムさんの木曽ひのきを使ったマンション宅配ロッカーの第一号はM不動産という日本でも代表するマンション建設の最大手だそうです。
 フルタイムシステムさんは町のロゴも活用していただいており、町にとってもPRとなっています。今後とも長いお付き合いをお願いします。
△遠い所を原副社長様にお越しいただき感謝状を贈らさせて頂きました。


△随行して頂いた皆さんと現物を手に記念写真です。









  
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Posted by 大屋誠 at 19:46Comments(0)

2024年03月24日

旅立ちの時2024(その4 保育園卒園式)

 22日、上松町の旅立ちの時の最後を飾って上松保育園の卒園式が行われ12人の子どもたちが卒園しました。
 きりん組の卒園生が元気よく“どろんこと太陽”など式の歌を大きな声で歌ってくれました。
 毎年の事ですが、お母さんたちの中にはハンカチで涙を拭う姿もあり、4〜5年前の入園式の際、始めて手元から泣いて離れていった我が子の事を思い出しているのではないでしょうか。
△卒園証書が牧野園長先生から保育園の思い出と一緒に渡されます。


 卒園証書を受け取った園児は小学校に上がったら、「サッカーをやりたい」、「算数で100点取りたい」など様々な夢を皆んなの前で語っていました。
△牧野先生の式辞


 昨年までは来賓の方も縮小された式でしたが、今年は小学校の教頭先生が来てくれました。
△今日は川上校長先生が会議のため教頭先生から皆んなの入学を待っていますと挨拶がありました。


 皆んなで手を振って小さなお友だちにありがとうの歌を歌いました。
 来月ランドセルを背負って入学するのを楽しみにしながら保護者の皆さんと手をとって受け取った花を胸に退場しました。
△退場




  
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Posted by 大屋誠 at 15:26Comments(0)

2024年03月21日

旅立ちの時2024(その3 上松小学校卒業式)

 18日、上松小学校卒業式が挙行され出席しました。
△毎年飾られる玄関前の国旗がお祝い感を醸し出します。


△卒業生入場


 真新しい中学生の制服を着て入場です。少し大人びた雰囲気ですがちょっと緊張気味でしょうか。
 今年の卒業生は20人ですが、名簿を見ても男子、女子の別はいわゆるキラキラネームと呼ばれる漢字を当てているので直ぐには分かりません。
 名前を呼ばれて「ハイ」と立ち上がって読み方と名簿を見比べて始めて分かりますが、保護者の皆さんが子どもの成長に想いを託して付けられたものと思います。
 20人の卒業式は在校生も静かに式の進行を見つめる中、厳粛に進みました。
△卒業証書授与


△川上校長先生の式辞


 私からは「入学して新型コロナの影響で大変な学校生活であったが、この先の長い人生の中でその経験は生きてくる」、「学ぶとは何故か?それは本当の事を知り、見抜く力を付けること」とお祝いの言葉を贈りました。
 小学校の挨拶は一年生から六年生と幅広いので毎年難しいと思います。
△卒業式の歌を歌って在校生とお別れです。


△保護者謝辞


 卒業と同時に町を離れていく生徒もいるとお聞きしましたが、いつの日か故郷上松に帰って来てください。
△卒業生退場


  
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Posted by 大屋誠 at 12:07Comments(0)

2024年03月20日

才児地区養豚場建設現場見学会

 15日、当町の西小川才児地区の牧場用地を活用して建設が進められている養豚場建設の現場見学会に参加しました。
 この日の見学会の参加者は約70人を午前、午後の二回に分けて行われました。
△タローファーム小川社長さんの説明の様子


4月中には親豚が入って稼働し始めるという事で、実際に稼働すると“豚熱(旧:豚コレラ)などの防疫上から見られる事が難しくなるので一般の方への見学は貴重なものとなります。
 今回の見学会は、小川社長のご理解とご協力により実現したものですが、役場庁舎で20分程度のレクチャーをして現場に向かいました。入り口の100m前くらいに止めてバスを降り、少し前に降った雪が溶けて舗装が未整備の中のぬかるみの中を歩いての見学会となりました。
 動物の感染につながるウイルスの侵入を防ぐための措置を体験してもらおうと防護服を全員着用して現場に入りました。
△こんな感じです。


 原子力発電所の現場で見た風景ですが、防護服は一回着用すると後は使えません。長靴も覆いますので着るには大変な作業です。またこれから建設予定ですが車両が出入りしますので、その入り口にはタイヤや車両の底部などを中心に消毒洗浄する場所も設けられます。
 まだ建設中なので全体像はお見せするわけには行きませんが、エリアごとに分けて徐々に開場する予定です。
 防護服を着ると誰だか分からなくなります。だから手書きで自分の名前を書くんだと今更ながら思いました。
△農場はバックに駒ヶ岳が見えて非常にロケーションがいい所です。


 豚肉を一週間のうちに何日食べるかなんて事はあまり意識して考えた事ありませんが、考えるとギョウザも、ラーメンのチャーシューもと考えていくと毎日とは言わないでも、結構毎週欠かさずくらいに食べているのに気がつきます。
 しかしながら、豚肉の国内生産率は約50%だそうです。また、豚肉の価格は戦後右肩上がりで下がった事はないと県の関係者に聞いた事があります。才児牧場の歴史では開所した時は牛肉が高く良かったものの、数年後に牛肉価格が暴落して牧場経営が立ち行かなくなった歴史を考えると感慨深いものがあります。
 上松の産業構造だけでなく、県内の畜産業が大きく変わるものと期待が高まっています。

  
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Posted by 大屋誠 at 16:25Comments(0)上松町

2024年03月18日

法曹の光灯る(木曽ひまわり基金法律事務所開所)

 16日土曜日に木曽町において木曽ひまわり基金法律事務所の開所式が行われ出席しました。
 木曽地域には司法書士、行政書士さんはいましたが、弁護士として活動している方はおりませんでした。
 そのため、弁護士に相談したい時は松本など遠方に行って相談しなければなりませんでした。言わば法曹の空白地域ともいうべき地域でした。
 今回、東京第二弁護士会に所属している門田(もんでん)雅也氏が木曽福島に法律事務所を開設していただく事となったものです。
 この日は小林日弁連会長さん始め、東京第二弁護士会、長野県弁護士会の皆さんなど多くの皆さんがお祝いに駆け付けてくれ盛大な開所式となりました。
△小林元治日弁連会長さんの挨拶


△地元町村長として歓迎の挨拶する原木曽町長


△歓迎セレモニーで木曽節、祝い歌を披露してくれた木曽踊り保存会の皆さん


△門田先生の挨拶


 東京の事務所でお世話になった先輩弁護士の皆さんから人柄を交えた紹介と弁護士活動のエピソードの話もありました。
 木曽地域では急速な高齢化が進み、成年後見人、相続など様々な法律的な相談ごとが出て来ますがこうして身近に頼れる弁護士の存在は地域住民の安心に繋がります。
 弁護士事務所は木曽福島駅を北の八沢方面に5分ほど坂を下った所にあります。
 駐車場はありませんが、それは相談に来た方が車からの出入りする事で人物がわかってしまう事に配慮したとのことです。
△事務所の様子



  
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Posted by 大屋誠 at 05:53Comments(0)上松町