2024年04月25日

交通死亡事故ゼロ500日達成

 2月27日に交通死亡事故ゼロ500日を達成したことから、本日25日、県交通安全運動推進本部長表彰の伝達が行われ木曽地域振興局において表彰されました。
 当町においては一昨年10月に寝覚地区の国道19号上において死亡事故が発生しました。それ以降、交通安全協会と警察署、学校等関係機関が連携して交通安全運動により啓発活動に努め、死亡事故ゼロを続けて今回の顕彰となりました。
 その事故以前は死亡事故ゼロが3000日を超え、約10年間以上死亡事故ゼロを継続していました。当町にはトラックなどの往来の激しい国道19号が南北に走っており、リスクは高いエリアでしたがそれでも多くの皆さんの協力により記録を継続していましたが、次の節目の5000日を目前に記録達成はなりませんでした。
 現在の郡内での交通死亡事故ゼロの記録(1万日以上)は王滝村です。交通量が圧倒的に少ない事から当然といえば当然ですが、それでも王滝村への観光客の入り込みがある中では大変な記録です。
△顕彰式の様子


△振興局長と警察署長さんと記念写真。私の右は寺田交通安全協会長さん、左が奥村木曽郡交通安全協会副会長さんです。


 明後日からはGWを迎え、県外車の流入も多くなり更に昨年は新型コロナ感染症類型の見直し前であったこと、加えて『安』『近』『短』のお出かけが増えるという予想もあることから交通安全には十分ご留意して木曽路の春を楽しんでいってください。

   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 14:45Comments(0)

2024年04月24日

県町村会臨時総会

 23日は長野市にある県自治会館において県町村会の臨時総会が開催され出席しました。
 この日の臨時総会は県や国に要望する事項の基本的な考え方を確認する事、松川村の平林村長が任期満了をもって退任した副会長の選任、県の主要施策についての説明、関副知事との意見交換などがありました。
 副会長には藤澤生坂村村長さんが選任され、空席となった中信地区の理事には貴舟大桑村長さんが選任されました。
 県の施策の説明は『行政防災無線の更新』など主要な施策の説明がありました。まだ検討中のものもありましたがこうした機会に県が考えていることの方向性やスケジュールについて知ることは有意義な事です。
△臨時総会の様子。


 関副知事との意見交換では能登半島地震を教訓とした防災対策について、人口減少対策についての県の取り組みについて予定時間を超える熱心な議論が交わされました。
△関副知事との意見交換会


 3町村長の交代もあり、会議前には名刺交換をするなどフレッシュな雰囲気の会議となりました。  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 16:41Comments(0)上松町

2024年04月24日

安全安心を支えて頂いている方々の新年度挨拶

 22日は新年度のスタートに当たって二つの関係機関、団体の方々が来庁されました。
 初めに多治見砂防国道事務所の皆さんが16名という大人数での来庁です。例年ですと所長さん他3〜5人程の挨拶ですが今年は森下所長さんの方針だと思いますが、若い職員の方にもお越し頂きました。
 最近の業務はリモートやメールなどでのやり取りが多くなっていますが、こうして顔を合わせての挨拶は親近感も湧き、私たちの業務の様子を知っていただく機会ともなります。
 今年は6月に事務所とともに災害時を想定した訓練を予定しています。駒ヶ岳を主峰とする木曽山脈の麓の木曽南部直轄の砂防を担って頂いており、今年も16億2千万の予算付けがあり砂防事業が進められます。
 一時期はハード事業への風当たりが強かった時もありましたが、最近の豪雨、地震などの自然災害の激甚化、頻発化を受けて事務所の皆さんの仕事への期待が益々大きくなって来ました。
△多治見事務所と上松維持出張所の皆さん


 午後には上松町消防団の澤木団長以下副団長が来庁されました。澤木団長さんは木曽郡消防協会長を今年から2年間務めることになりました。連休明けの5月12日には昭和25年の大火の教訓を忘れないようにと定めた大火記念日行事がありますし、直ぐにポンプ操法訓練が始まります。
△澤木団長以下最高幹部の皆さん


 こうした皆さんに支えられている事に感謝です。
 
   
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:23Comments(0)上松町

2024年04月20日

第50回優良国産材製品市展示大会

 20日、第50回優良国産材製品市展示大会が木曽官材市売で開催され出席しました。
 毎年GW前のこの時期に開催される市売ですが今年は50回という節目を記念する大会となりました。
△セリ会場の入口


 大会の開会式に当たり、全国木材組合連合組合会本郷浩二副会長(元林野庁長官)さんから主催者挨拶がありました。
△本郷副会長の挨拶


 来賓挨拶として森谷中部森林管理局長から節目の記念市のお祝いの挨拶がありました。
 式典終了後、直ぐにセリに入り威勢の良い掛け声とともに木材製品が競り落とされていました。
△セリの様子です




 天然木と人工林の違いは表示で一目瞭然です。◯高◯国(まるこうまるこく)は人工林で育ったヒノキです。一方で天然と書いてあるのは天然林で育った希少な物です。
△製品市の出展材


 「ハイ!⭕️百万、⭕️百⭕️十万」とセリをする木曽官材の職員がテンポの良い掛け声で進みます。情報化が進む中でこうした風景はいずれかは消えてしまうのかと思いましたが、競りに当たっては製品の裏側も見せて全部確かめて競り落とします。本物やキズものを見分けるのでやはり無くなることはないのかとちょっとホッとしました。
 品質の良い柾目を得るためには、大径木でないと得られないとの事で、一本の丸太からどう切り出していくのかが製材所の職人のまさに腕の見せ所との事でした。
 木曽官材市売の周りは、ウメの花は散り、ハナモモの花が白、赤と青空とコントラストを競う様に咲いていました。
△ハナモモの満開の様子




  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 10:19Comments(0)上松町

2024年04月19日

鳥獣被害対策実施隊会議

 18日、鳥獣害被害対策実施隊会議がひのきの里総合文化センターで行われました。
 鳥獣害被害は、農作物被害や時には人に害を及ぼす事案が発生します。昨年の秋田県など東北ではクマが人を襲う事件が相次いで発生したことは記憶に新しいところです。
 国ではそうした事態を受けてクマを『指定管理鳥獣』として生息調査や駆除に係る費用を国費で支出する事にしました。
 実施隊は猟友会のメンバーが中心となって組織され、町の非常勤職員として活動していただきます。南部班、東部・北部班、西部班の3班に役場班を加えて33名で組織されます。
 猟友会の皆さんも高齢化が進んで、若いメンバーの確保に苦慮しているという実態がありますが、鳥獣の実状を一番知っている人であり、人里へのクマの出没時には頼りになる頼もしい存在です。
 最近は、クマ、イノシシなどの獣害に加えニホンジカが生息域を急速に拡大しており、植物の生態に影響を与えています。ニホンジカは、雪が深かった時は木曽山脈を越えることが出来なかったのですが、近年の温暖化の影響で伊那地方から入って来るようになりました。
 会議の挨拶の中でニホンオオカミ絶滅の話を例に食物連鎖の頂点にいたものが絶えるとその捕食されていたイノシシ、シカなどが増えて生態系が壊れる、それほど自然界のバランスは微妙な上に成り立っている。しかしながら、人のテリトリーを犯してくるものについては生息数を把握して対応しなければならないと話させて頂きました。
 国はクマを指定管理鳥獣に認定しましたが、ツキノワグマは既に九州地方では絶滅したと言われておりますし、中国地方や四国では絶滅寸前と言われています。
 長野県は“学習放獣”で捕獲したクマに唐辛子を主成分とした物を吹き付けて人が怖いものと知らせることで対応して来ました。これも方針転換するか協議が始まるようですので、その推移は注視していく必要があります。
 駆除等に当たっては危険が伴うものですので、隊員の皆さんには安全を第一に業務を遂行して頂きたいと思います。
△武居隊長に代表して辞令を交付しました。


△駆除に当たっての留意事項を真剣に聞く隊員の皆さん


  
  • LINEで送る


Posted by 大屋誠 at 08:10Comments(0)上松町