木曽南部土砂防災ネットワーク議員連盟総会•講演会
昨日、上松町、南木曽町、大桑村、王滝村の議員の皆さんで構成する木曽南部土砂防災ネットワーク議連の総会、講演会が開催されました。
最近の豪雨災害は、今までも何度か取り上げてきましたが、私たちがかつて経験してきたことをはるかに超えてきています。今年に入ってからも、7月の九州北部、秋田など全国各地で起こり猛威をふるっている現実があります。
このネット議連は上松、南木曽、大桑の3町村の正会員に準会員の王滝村を加えて、4町村で構成されており、砂防の整備推進について国等へ主に陳情要望活動をしています。議員がこうした活動をしているのは全国的にも四国と木曽の二つだけとのことです。
直接的に防災に携わる行政と地域住民の声を代表する議会が両輪となって要望して行くことは、地域の安全・安心を図って行く上で大きな力となって行くものと思います。
以前は、自然との調和や多額の経費を要することから砂防は箱物行政の象徴のように捉える向きも多かったという事ですが、最近の事象からその必要性に関心が高まってきているとのことで、時代の移り変わりも感じました。
異常気象の要因は、地球温暖化と言われてます。その対策は国レベルでの協調もあり、時間は要すると思いますが、待ったなしであり、また、砂防などのハード面での整備も急がなければなりません。
来月には、私どもも国への要望活動が予定されていますが、こうした活動が実を結ぶためにも地域住民の皆さんのご理解が必要と思いました。
(会場の様子)
(宮島喜文参議院議員の来賓挨拶)
(綱川多治見砂防国道事務所長の講演です。過去に木曽で発生した災害時の天気図も取り入れた講話でした。)
関連記事