第40回全国土地改良大会静岡大会
昨日 25日と今日の二日間に亘り、第40回全国土地改良大会静岡大会に参加させていただきました。沼津市の コンベンションホール"プラザヴェルデ"を主会場に全国から4,000名を超える関係者の皆さんが集まり、盛大な大会となりました。
歓迎セレモニーでは、地元の飛龍高校の和太鼓、沼津商業高校の吹奏楽部の素晴らしい演奏があり開幕しました。長年の功労により6名の方が農林水産大臣表彰、牛越大町市長さん以下16名の方に農林水産省振興局長表彰が贈呈されました。
土地改良と云うと施設整備のイメージが強い感じがしますが、展示されたパネルを見ると棚田の保全や歴史的なものを保存する様々な活動が行われていることを改めて学ばさせて頂きました。
二日目、源兵衛川の視察をしました。
源兵衛川は、富士山の伏流水が湧き出る小浜池を源としています。三島駅の直ぐ近くに流れており、近年、湧水が少なくなり渇水することもあったことから近くの民間会社が冷却用の温調水(おんちょうすい)として利用している湧き水を特別な配慮で流しているとのことで、地域の皆さんが協力して整備されて来たとの事です。
そうした取組が評価され、昨年11月8日に"世界かんがい施設遺産"に登録されたとのことでした。湧き水が流れなくなり、汚れた川が関係者の方の努力により再生したということでした。
地域づくりは黙っていても誰がやってくれるものでないと改めて考えさせられた視察でした。
二日目は前日までの雨が嘘のように晴れ渡り、富士山が裾野から初冠雪した頂上まで見渡せました。
(大会の写真撮影用看板です)
(富士山の標高に因んだ3776運動の取組紹介ブース)
(沼津商業高校吹奏楽部の演奏)
(コンベンションホールの様子、木がふんだんに使われ森をイメージしていました)
(途中の浄蓮の滝)
(源兵衛川の様子)
(富士山、バス車中より)
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