"道"に係る提言活動、大会
7〜8日にかけての2日間、国道等の整備について国や国会議員に対しての提言活動や大会が行われ東京に出張いたしました。
国道などの"道"は日常では人と人を繋ぐ「人流」、物を運び経済活動を支える「物流」そして観光産業の発展に大きな役割を果たすなど私達の生活を支えております。また、災害時など、いざという時には、復旧、復興の大きな鍵を握るインフラでもあります。
木曽地域では、郡民の悲願である木曽川右岸道路は着実に延伸して来ていますが、予想されている東海、東南海大地震の事や昨今の豪雨災害の事を考えれば一刻も早く竣工して頂きたいと県県、国等に要望活動を行なっているところです。
また、リニア新幹線開通に伴う256号の整備、飛騨との広域観光を考える上での361号の整備も木曽地域にとっても大きな課題です。一刻も早い整備について、これからも市町村長さんとともに、提言、要望に取り組んでまいります。
そして、私は病院勤務の経験から安心・安全を支える上で国道19号線を早期にダブルネットワーク化して行く必要性を強く感じております。木曽南部は右岸道路の整備が進捗しておりますが、北部になると迂回路が無い所が(正確には有ってもバイパスとして機能しない)有ります。
木曽病院は、医師の不足により、他地域との広域連携により命を繋いでおります。現在、脳外科、循環器科など緊急性が求められる診療科は伊那中央病院、相澤病院、信大病院などと連携しておりますが、災害時など19号線のこの脆弱な部分で被害が発生すると全く機能しなくなる可能性が有ります。これは通常時においても、交通事故など長時間の交通止めがあった場合も同様で、実際にそうした事例も有りました。
患者の搬送にはヘリコプターも有りますが、夜間や悪天候の場合は機能しなくなります。そうした現状を考えると一刻も早い事業化が求められます。
そうした現状を木曽地域住民の声として届けて行く必要があるものと思いますので、県、国、国会議員に提言してまいりたいと思います。
(中部国道連絡会における木曽地域の提言活動)
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