本年最後の要望活動

大屋誠

2017年12月09日 09:27

木曽地域の悲願ともいうべき木曽右岸道路の整備促進に向けた要望活動を長野県庁で行いました。
上松町、南木曽町、大桑村の三町村で組織された"木曽川右岸道路整備促進期成同盟会"として知事、副知事宛に要望書を提出し、油井建設部長さんと意見交換しました。
(油井部長に要望書を提出する貴舟会長)


右岸道路の整備については、上松町では登玉地籍まで完成し、概ね終了しています。南木曽町川向〜ない野、上松登玉〜大桑村和村の早期完成など6項目を要望しました。
近年、頻発する災害時において代替道路の必要性は高まるばかりです。実際、三年前の南木曽町においての土石流災害は記憶に生々しく残っており、国道19号線が通行止めとなりました。
それぞれの町村長、議長から意見を述べる時間をいただきましたので、私は、病院勤務時代に経験した通行止めの時に救急車による患者搬送に支障があった事などをお話しさせて頂きました。
また、災害時だけでなく、地域の高齢化が進む中で脳外、循環器系の一刻を争う患者さんも多くなる中で病院連携で伊那など他地域に搬送する事もあり、平常時においても一刻を争う患者の命に関わることとなるので早期の完成を要望しました。
県部長からは状況は理解はしており、北部の七笑橋、山吹橋など南部だけでなく19号線のネックになる箇所もあるのでそうした事も含め、重点的に行って行く必要があるとの回答をいただきました。
木曽右岸の問題は、リニアが開通する将来においても、そのアクセスとして重要であり、一朝一夕には解決しないものですが、今後も粘り強く取組んでまいります。

(オマケ 県庁要望活動の際、10階で木曽の物品販売会やっていました)




(上松の「木一」(沢口さん作製)も有りましたよ。隣は南木曽の「男瀧」「女瀧」濁り酒です)





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