雪道と人

大屋誠

2018年01月11日 12:02

今朝早く起きて今季2回目となる"雪かき"しました。予報では今シーズン最強で、最長に居座る寒波との事です。

この寒波は普段は降る事があまり無い九州や四国の方からやってきたというもので、雪に慣れていない地域の方やドライバーの皆さんは、大変なご苦労をされているものと思います。

今日降った雪は、サラサラの雪で積雪も数センチ程度、雪搔き自体は楽で良かったのですが、同じ条件で都市部に降ると公共交通機関やタクシー、自動車のスリップなどで大混乱というニュースが伝わります。

足下が悪い中でもファッションを優先するあまり、ハイヒールで歩いて転倒し、思いがけない怪我をする女性も多いようです。ファッションを取るか安全を取るかは自身の判断によるものでありますが、やはり安全を第一として欲しいものです。

都会には、地方から上京して働いている方も多いわけですが、この時期は、足下の様子や歩き方でその人が雪の多い地方の出身者であるか、また、あまり降らないところの出身であるか分かると私は思っています。

足下はハイヒールなどのファッションで分かりますが、一番分かるのは"歩き方"ではないかと思います。歩き方を判別すると歩幅、つま先から"かかと"へ歩む人、或いはその逆に"かかと"からつま先に歩を進めるなど様々です。

雪の少ない地域で育った人は雪道でも変わらず同じように歩む方が多いのではないでしょうか。また、雪国育ちの方は歩幅を何時もより小さく歩き、そして歩き方も足の裏全体が同時に着くという歩き方をするのではないかと思います。

これは統計的にも、実証的にも検証されたものはありませんが、この時期、雪降りの都会に行った際にモニタリングしても面白いのではないでしょうか。

今週末には、大学受験生やご家族にとっての一大事のセンター試験があります。もし、雪が降った時には、歩幅は小さいものの確実に、そして足裏全体で歩いて会場入りして実力を発揮して下さい。

(雪搔き前の通学路)