木曽広域CATV光(FTTH)化の要望活動
今週16日に木曽広域CATVの光化(FTTH)についての採択に向けて6町村長、議長が揃って財務省、総務省に要望活動をしました。
現在、基幹部分については光ケーブルで行っているものの、その先から各戸へは同軸ケーブルで繋がっている状況です。
その同軸ケーブルの生産が我が国で1社となったことから、ケーブル及びそれに附随する機器の安定した供給が保障されないという状況にあります。
加えて、今回、総務省が支援する制度を時限を区切って設けたことから、各町村で対応を検討し、採択に向けて足並みを揃えて活動することで一致し、今回の要請行動となりました。
木曽郡全体の総額で42億円という巨額の事業費となる事から、私自身も判断には相当苦慮し、慎重に検討したところです。
しかしながら、インターネットの光化が県内全域で進んでいる状況の中、地域の情報発信や近い将来の移住、定住を促進していくに当たっての欠かせないツールであること、住民の皆さんがCATV通じて地域情報を始め安定的にテレビが視聴できることなどの事業効果、更には庁舎建設も含めた町事業に要する財政運営も借金に当たる公債費比率が一定程度で収まることなどを総合的に勘案して歩調を合わせることといたしました。
今回の要望活動の中でも国からも言われ、私自身も広域の中でも言いましたが、単にハードの更新だけでなく、この事業が地域においての現在や未来に向けてどうして必要性なのか、新しいものや事、それをどの様に結びつけていくのか知恵を絞らなければなりません。
住民の皆さんに納得いただくためにも、時間が限られた中での対応となりますが、広域と各町村が一緒に汗をかく必要があります。
(内閣府への要望活動)
(総務省への要望活動)
出張の合間に全国都市センター会館の中にある「防災専門図書館」に立ち寄り、新潟県中越市が作ったテレビに拭いを見てきました。書いてあることも大地震を経験した市ならではでしたが、この手拭いがいざという時に包帯の代わりや鍋と一緒にしてヘルメットとなる様に役立つのだそうです。