道路整備促進期成同盟会通常総会及び全国大会

大屋誠

2018年05月18日 15:27

17日東京で第39回道路整備促進期成同盟会と命と暮らしを守る道づくり全国大会が全国から集まった首長さんが多数参加し、来賓として国会議員をお迎えし盛大に開催されました。
道路整備については、木曽地域にとって木曽川右岸道路の整備と早期の供用開始は地元の悲願です。
総会中において、 福井県の山岸正裕勝山市長から、「今冬の豪雪に伴い道路が長時間マヒした事で、ほぼ決まりかけていた企業誘致が来なくなってしまった。道路の整備がいかに重要か」という身に詰まらされるような意見発表がありました。
木曽地域において、県の配慮により確実に右岸道路は整備されて来ています。しかしながら、北部に目をやれば国道19号線の旧福島地籍と日義地籍を結ぶ七笑橋は迂回路が無い状況であり、一度災害があれば病人の救急搬送が出来なくなるという実情が有ります。
以前、その場所付近で交通事故が発生し、長時間の通行止が発生した際には、木曽病院から伊那中央病院へ救急患者が搬送するのに時間が掛かったという事が実際にありました。伊奈中央病院や信大病院等との病・病連携により一刻も早い対応が必要な場合に正に命に関わる問題です。
ヘリ搬送などの手段も有りますが、夜間や天候不順の時は飛ぶことが出来ません。一刻も早くダブルネットワーク化を図って行く必要があるものと思います。
総会は、東北地震や熊本地震の被災地の復旧・復興、ダブルネットワークの構築など8項目の決議を採択して終わりました。

▽会場の様子




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