交通死亡事故ゼロ2000日達成
昨日18日、交通死亡事故2000日を達成したという事で長野県交通安全運動推進本部長顕彰が増田隆志木曽振興局長様から伝達授与されました。
上松町では、平成24年10月4日から本年3月
26日までの2000日間、交通死亡事故ゼロを達成しました。
町内には、南北に国道19号線という幹線が走り、また、東西には生活路線としての県道や町道があります。東側は学校の通学路と交差する道もあり、また、西側には観光地の赤沢自然休養林があり多くの観光客が訪れます。
そのような道路事情の中での記録達成には、木曽警察署の皆さんを始め、町交通安全協会の皆さん、子どもたちの通学の見守りをして頂いている地域の皆さんやPTA他学校関係者の皆さん、更に国道沿いで交通安全を呼びかける企業の皆さんなどの地道な取組みの結果だと、心から感謝いたします。
町では、通学路にグリーンの路側帯を付けたり、木曽警察署の配慮で音声告知の信号機を付けたりと交通安全対策をして来ており、道路の改善について継続して国県等へ要望をして取り組んで来ております。
交通事故は、突然起こるものであり誰もが被害者になり、また加害者になるものです。そして要因のほとんどが「朝出かける時に遅れた」、「仕事で考え事をしていた」などなど、人の心の状態に起因すると言われています。
運転する側も、道を歩く人も譲り合う優しい気持ちを持つ事が事故防止には一番役立つものと思います。高齢者の割合が多くなり、運転そのものや歩く速度が遅くなるなど運動能力の衰えに不安を感じる人も多くリスクも高まってなっていますが、町全体が挨拶を交わすような明るい優しい地域づくりが交通安全に繋がるものと思います。
次の目標である交通死亡事故3000日に向けて一人ひとりが出来る交通ルールを守るという事に取り組んでいきましょう。
▽表彰式の記念(大給町交通安全協会長ら関係者とともに記念写真)
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