朴葉巻きづくり‼︎大忙し

大屋誠

2018年06月01日 16:39

今日から早いもので6月、「水無月」を迎えました。木曽は昔から、ひと月遅れの6月に男の子の節句をお祝いします。
木曽の節句には朴(ほう)の木の葉に小豆餡を米粉で解いた餡で巻き、それを蒸した"朴葉巻き"(ほうばまき)がどの家でも作られました。
今でも自家製の物を作っているご家庭もありますが、最近はお店屋さんで作っている物を買ってくることが多くなって来ました。
小豆餡や米粉の味や柔らかさなど微妙な食感などは作っているお店屋さんでそれぞれですが、それも楽しみの一つです。
町の特産品開発センターで作り始めたとの事をお聞きし、忙しい所をお邪魔しました。当町の開発センターの特長は何と云っても上松で出来た米粉、小豆、朴の葉等100%が地元産の材料で作られており、農家の皆さんが全て手づくりで昔ながらの風味が楽しめるとい事で人気があるということです。
皆様にその味や木の香りをお届けする事が出来ないのが残念ですが、是非一度ご賞味ください。

▽積まれた朴の葉、良い葉を一つづつ選んで5〜6枚程度にまとめて行きます。


▽餡を一つずつ纏めています。(今日だけで2千個作ったそうです)


▽こし餡とつぶ餡の2種類が有ります。どちらがそうでしょうか?この状態で見分けることが出来るそうです。考えて見て下さい。





(答え)
葉を巻いているイグサの色です。以前は同じイグサで巻いていたところ分からなくなってしまったという事で分けたそうです。どちらが好きかは好みです。



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