木曽南部木曽川右岸道路整備促進期成同盟会通常総会
当町と大桑村、南木曽町の三町村で構成する木曽南部木曽川右岸道路整備促進期成同盟会の平成三十年度総会が去る30日に南木曽町で開催されました。
この会は、平成19年度に木曽地域交通網対策協議会道路部会の活動の一端を担うということで発足して右岸道路の一刻も早い整備を国や県に働きかけています。
木曽地域は、木曽川が北から南に縦貫し、国道19号線がそれに沿うように並行して走っています。国道19号線は幹線として生活を支え、観光地を繋げ、更にはいざという時には緊急用道路として安心・安全を支えています。
しかしながら、縦貫する道路は国道19号線しかなく、迂回路がないため重大な交通事故の際には長時間の通行止めを余儀なくされて来ました。また、万が一の災害時には復旧、復興に大きな支障が出るという懸念がありました。19号線とのダブルネットワーク化が一刻も早く図られるようにと木曽地域の悲願として活動してきたものであります。
現在は、計画区間45Km中、22.6Kmが完成し供用開始されています。当町での工事予定区間はほぼ終わっており、大桑村境の登玉(のぼりたま)地籍まで南伸して来ています。
現在は上松町登玉〜大桑村和村など大桑村、南木曽町内の4箇所で工事が進んでいます。未だにルート検討区間が9.1Kmがあることから早期の実現に向けて継続した要望活動等をして行きます。
△総会の貴舟会長挨拶の様子
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