真に必要な道路の整備を求めて(中部国道協会促進大会)

大屋誠

2018年11月08日 13:17

8日、東京霞ヶ関ビルにおいて長野、愛知、静岡、岐阜、三重の中部5県で構成する中部国道整備協会の促進大会が開催されました。
道路整備は山間地で急峻な地形が多い本県にとって、生活を支える基盤であり、観光など産業発展に繋がるものです。また、最近の多発して起こる災害時の救助や復旧・復興にも欠かせないものであります。
国土交通省の工藤政務官を始め、地元国会議員等多くのご来賓を迎えての大会でした。冒頭、会長である原木曽町長から中部地区という我が国の中央に位置し、ものづくり産業の集積地である中部地区の特性を訴え、将来のリニア新幹線開通などを見据えた高規格道路の整備や周辺道路の整備、頻発する自然災害に対応した整備、老朽化した橋梁の改修などを訴えました。
その為にも、道路整備のための予算確保にしっかりと取り組む事について提言しました。
意見発表では、白鳥伊那市長が“長野県南部の「命を繋ぐ道」の整備についてと題して発表があり、大規模災害発生時に中京圏と長野県を結ぶ支援ルートとして国道19号線、中央自動車道、国道153号線のトリプルネットワークを確保するという意味で重要、自然災害への防災、減災の備えに対する予算は別枠でとの発表がされました。
道路整備は地元の悲願ですが、こうして声を上げ、要望して粘り強く取り組む事が安心安全な地域づくりには必要です。

△原会長の挨拶




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