全国育樹祭(その2 式典)

大屋誠

2018年11月18日 18:48

本日、調布市の“武蔵野の森スポーツプラザ”で全国育樹祭が“育樹から 木のある暮らし つないでく“のスローガンの下で挙行されました。皇太子殿下、同妃殿下が列席されるという事で厳重な警備が敷かれセキュリティが厳しいものがあり、入場には持ち物も最小限に制限されていました。
東京都では植樹祭は22年前に行われた事があるとの事ですが、育樹祭は始めての主催という事で東京都の職員も案内等に昨日の懇談会に続き大変なイベントであったと思います。
今年は江戸から東京に改められてから150年という記念すべき年に当たるとの事ですが、江戸の人口は当時約100万人を超えていたという事で、そのエネルギーを木や炭に頼っていたことから森林との関係は切っても切れないものがあったという当たり前のことを今更再認識いたしました。
東京都の森林率は約40%ということをお聞きし、何処にあるのだろうと思っていましたら、多摩地区、そして島しょ部に緑が多く残っており、また、都市部の公園にも残されているとお聞きして納得しました。
火消しや木遣り歌など残された江戸の文化を紹介し、現代的にアレンジした高校生のダンスなど様々な催しに流石は東京都が行うイベントと楽しまさせていただきました。
皇太子殿下も皇太子として参列される公式行事はこれが最後とお聞きしましたが、退場される際に予定時間を大幅にオーバーして妃殿下と楽しそうに緑の少年団の子どもたちと話されました。その様子を拝見し、次世代に緑を残していかなければとの思いが伝わって来ました。
来年度は沖縄県での開催の予定です。
△受付の様子


△木製看板が迎えます。


△迫力ある武蔵野国府太鼓が盛り上げます。


△皇太子殿下同妃殿下が入場しました。日の丸の小旗が振られます。


△国旗、都旗、国土緑化推進機構旗が入場します。




△皇太子殿下、同妃殿下です。私は妃殿下の正面でお元気なお姿を拝見させて頂きました。


△伊達大会長(参議院議長)、小池都知事の挨拶




△江戸の粋を伝える木遣り、火消しの心意気を示す梯子の上での芸です。





△東京の森林文化を伝える催しです。


△皇太子殿下、同妃殿下とも名残惜しそうに子供たちと談笑されていました。送り出す合唱も切ること無く何回も繰り返していました。


△ご退場後に出演した皆さん総出演でフィナーレです。「花が咲く」をソプラノ歌手の森麻季さんが1番を歌い2番以降を全員で歌いました。













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