年賀状に託す有難う
今年も早いもので、来週土曜日には“師走”を迎えようとしています。年賀状に先立ってこの時期には「年賀欠礼」の手紙が届きます。
最近の若い人に限らず年賀状を出さない人が多くなって来ており、その代わりにメールでやり取りしているようです。「あけおめ」などという短いものもあると以前は聞きましたが今はどうなっているのでしょうか?
私は古い人間かもしれませんが、年賀状は、メールと違って時を超えて残っていくという利点があると思います。人生で出会った友人、先輩、上司などご無沙汰している人達との一年に一回かもしれませんが、頑張っている様子を伝えるものと感じています。
人間関係が希薄になったとよく言われますが、そうしたものには何か温かみを感じます。
昨日、そうした年賀状文化を伝え、日頃お世話になった方に子供たちから感謝の意を伝える年賀状を「サンキュウー年賀状」と称して作製した葉書を小学校に贈呈させて頂きました。町と上松郵便局で考えた年賀状で、オリンピック、パラリンピックの寄附金付で町のマスコットキャラクターの"太郎くん“"美林ちゃん“そして公民館の"コマちゃん“があしらわれたものです。
一緒に訪れた井上局長から「葉書を一度も書いたことが無いという子どもさんが6年生の中にも数人いる」という事をお聞きしてびっくりしました。時代の流れとはいうものの、こうした事を通じて少しでも自分の気持ちを相手に伝える事も学ぶ機会になればと思いました。
手紙やハガキには、上手な字で書かれていなくとも、絵もあれば人それぞれの"味“が滲み出てくるものと思います。
△贈呈の様子です。一人2枚322枚贈呈させて頂きました。小学生から貰った皆さんはきっと宝物のように大事にしてくれるものと思います。
△年賀状です。
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