元農業委員会長 織田豊實さんの叙勲を祝う
30日、ねざめホテルで織田豊實さんの叙勲受賞を祝う会が盛大に開催されました。
織田さんは町農業委員を12期36年、そのうち会長として5期15年の長きに亘り務められました。また、町のみならず木曽地方農業委員会長、長野県農業委員会協議会副会長も歴任されました。
昭和38年に県桔梗ケ原高校(現 塩尻志学館高校))を卒業し、以来、木曽農協に勤務して郡内各地に人の輪を広げて行かれました。
今では地域ブランドとなった「御嶽はくさい」も織田さんが白菜の連作障害対策に取り組み、薬の使い方の普及や独自の価格安定制度に貢献したことなど、更に商標登録など以前の農業経営になかった視点で取り組んだ結果との事でした。
また、本人にその事でお聞きすると、箱のパッケージに大きくこだわったとの事で他地域の産物と差別化出来たとのことをお聞きしました。
その他特産品開発センターの創設、味噌加工センターの整備などにご尽力頂き、現在の町の特産品となったエゴマや味噌などを使った商品開発に繋がってきています。
織田さんは農業委員の他にも消防団分団長、総合戦略策定委員会長、行政改革推進委員会長など数多の地域のための役職を歴任されています。
ある人に「町の事で困った事があったら、豊實さに聞け」と言われたことがあり、その後、様々なことでお世話になっています。
昨年は体調がすぐれない時もありましたが、今では以前の様に奥様とともに農業にいそしんでおられるとの事で安心しました。
「豊かな實り」のお名前のとおり、これからも奥様ともども農業を楽しみながらお元気でお過ごし下さい。
△織田豊實さんと奥様
△記念品を横井会長から贈らさせていただきました。
△織田さんからのお礼の挨拶
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