本年最後の要望活動(木曽南部直轄砂防事業)

大屋誠

2018年12月11日 08:15

昨日、本年最後となる要望活動を国、関係団体、県関係国会議員に行いました。
木曽南部直轄砂防事業についての要望活動は毎年この時期に行われていますが、今年の土砂災害は平年の3倍に上ったという事で全国の被災地や危険箇所を抱えた自治体から要望が相当数上がっているとのことでした。

木曽南部直轄砂防推進協議会は国の直轄事業として昭和53年に始まってから今年で40年という節目の年を迎えたということは既にお伝えしたところですが、当町に関係する分でも現在も工事が進められている滑川の他に東奥の板橋沢や倉本の大沢など未整備の箇所があります。

砂防事業は砂防ダムや河川の床固めなど、どれ一つとっても小さな自治体が出来るものでありませんし、国土の保全や防災・減災や環境保全の面から国により事業を進めていただくしかありません。以前はハード事業の象徴として批判を浴びた時期もありましたが、最近の頻発する自然災害の発生により地域の受け止め方や関心の高まりにも変化があるのかもしれません。

要望活動は県関係の国会議員の議員会館事務室への訪問や予算を司る財務省、実際に事業採択して進める国土交通省砂防部を訪問し、地域の実情を説明し、継続している事業の推進や未着工箇所の早期着工などを要望しました。

△財務省の阪田渉主計局次長への要望活動です。来年度予算編成も大詰めを迎えるこの大変忙しい時期に時間を取って頂きました。



△国土交通省栗原砂防部長さんへの要望活動です。栗原部長さんはどんな時でも飾らない性格の方で率直に意見交換して頂けます。



△今日で閉会を迎える国会議事堂が議員会館から見えていました。











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