木曽の森を後世に(木曽悠久の森管理委員会専門部会開催)

大屋誠

2018年12月18日 14:48

先人の手により守られ、 育まれてきた森をどの様に利用しながら後世に伝えて行くかを検討してきている「木曽悠久の森管理委員会」の専門部会である森林総合利用・地域振興部会が17、18日の二日間開催されました。
初日は赤沢自然休養林の現地で中部森林管理局からの説明を受けながら調査を実施しました。昨日の夜から朝方にかけて降った雪が約10センチほどみぞれ状に積もっており、当初の予定の所までは入れませんでしたが、天然林と人工林の境などを見させていただきました。

△この季節の赤沢です。





△現地調査の様子です。



△天然林と人工林の境界です。分かりますか?


左側が人工林で右側が天然林のエリアです。人工林ではアスナロの稚樹が生えています。

途中でみぞれっぽい雨が降ってきましたので、少し早い時間で引き上げました。グリーンシーズンの赤沢も良いですが、動物の足跡が残っている静まり返った風景も趣きがありました。



△2日目の専門部会の様子です。



中部森林管理局の事務局から「赤沢地区の総合利用について(案)」が示され、ゾーンの考え方や利用との調和等について協議され、一部に分かりにくい等の指摘が有り、今後、整理した上で管理委員会にかけていくことで了承されました。



関連記事