治安懇談会
15日、木曽町において"木曽警察官友の会“主催の治安懇談会が開催され出席しました。
懇談会に先立ち警察の第一線で活躍される警察官・職員の中で逮捕術や柔道、剣道の大会で優秀成績を収められた方や会計などで署を支えている方などに対して青木一木曽警察官友の会長から表彰状が贈られました。
△表彰状を授与される皆さんです。
懇談会では駒ヶ根警察署長、飯田市危機管理部長を歴任され、日本セーフコミュニティ推進機構上席アドバイザー、箕輪町セーフコミュニティ推進協議会アドバイザーを務める向山静雄さんから警察と地域が密着した安全安心な町づくり〜共通・共感のある「できることから」継続した取り組みを〜と題して講演をいただきました。
警察庁に出向していた時の地下鉄サリン事件の時の話など犯罪を通じて社会が変わってきたとの話など興味深く聴かせていただきました。
その中に「安心・安全」という言葉が使われるが、安心が先なのか安全が先なのかという問いかけをしました。向山先生は「安心とは心で感じること、安全は客観的なものであること、従って「安心」、「安全」の言葉を並べて使う時は客観性のある「安全」を優先し、「安全・安心」とすべきというお話でした。
この考えには皆さん「或いはそんな事考えてもいなかった」「どうでいいじゃん」など様々だと思いますが、私は現場で携わってきた方ならではの言葉の重みがあると思いました。
安全な地域を実現して初めて安心できる社会が創れるという事だと思います。
地域の安全・安心を支えていただいている警察官の皆さんに感謝したいと思います。
△向山講師の講演風景です。
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