面白“健康講座"
25日に保健師のご招待があり、健康増進センターの健康づくり講演会に参加しました。
講演会の演題は「最も大切な腎機能を低下させないために!」というちょっとハード的な演題でしたが、この歳になって来ると身体のあらゆるところに不安が生じる身体であることから参考までに聞こうと参加しました。
講師は鈴木誠二先生で(株)ウエル・ビーイング代表取締役という肩書の方でした。鈴木先生は健康器具などを扱うテルモにおいて研究開発やセールスなどを経験して来たとのことです。
経歴だけ見ると硬い方のようですが、講演が始まると真面目な“綾小路きみまろ"さんの様な感じで参加した皆さんを笑いと真面目な話を入り交えた話に引き込んで行きました。
「毎年ドックを受ける必要はない」という関係者が聞けばビックリするような話も「いつもと違う」と自分の身体の変調に気付く方が大事な事など経験から来る話、楽しいことが大事、ストレスが一番健康に悪い、「お酒も毎日2合以下なら百薬の長」などの話がありました。
また、「インフルエンザの予防にはマスクをする事と、手を肩まで上げない事」と話しました。マスクは何となく分かるものの、手を肩より上げない????と参加者の皆さんが思っていると、鈴木先生曰く、「ウイルスは粘膜を通じて入るから、その粘膜が集中しているのが口、鼻、目のある顔、だから顔をウイルスが付いた手で拭くと感染してしまう」との事でした。感染の事を知り尽くした方の面白い事に着目した話とお聞きしました。
また夫婦の会話で「お茶!!」「布団!!」など短い普段の会話の中で互いに思いやる事も大事との話も軽妙なやり取りを交えて話されました。また、パートナーが「余命3ヶ月」と言われた時にどう向き合うかの切実な話も有りましたが、「では晴れの日が良くて、雨の日が悪いだけでないように起こっていることが、起こっているだけなんです」、「貴方が病気を選択しているんです」と言う言葉は医師が診察で言う言葉よりも説得力があるような気がしました。
鈴木先生の軽妙な話を拙文ではなかなか伝えられないのが残念ですが、平日の昼前にも関わらず参加した約50人の皆さん満足げに帰りました。
△鈴木誠二先生の講演の様子です。一番最初に「始めて来ましたが、上松が好きになりました。入って来て保健師さんと交わす顔がいい。そして、講演で前の列から埋まって行くのが素晴らしい!」とのっけからワールドに引き込まれました。
講演の前に血管年齢を測定しました。点数は51点、平均的な値でホッとしました。昨年7月の脱メタボ宣言して続行中ですが、油断すると元の黙阿弥です。新年度に入るところで中間発表する予定です。保健師さんや医師に褒められる結果となれば良いのですが。
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