砂防工事現地研修

大屋誠

2019年03月01日 17:16

25日、木曽南部直轄砂防推進協議会の現地研修会が行われ、大桑村、中津川市で行われている国事業の現場を視察しました。
大桑村の伊奈川上流で進められている越百(こすも)第三砂防堰堤の工事現場は昨年の豪雨災害により、土石流が押し寄せたものの、工事途中にも関わらず多くの木材や石を止め、下流域の被害を軽減したとの説明がありました。
△工事現場ですが、樹齢数百年もあろう大木が流れて来てスリットダムにより下流への流出を防いだとの事でした。


大木が野積みされていました。



次に中津川市の中津川川上(かおれ)の宮前橋の流路工の現場を視察しました。中津川は恵那山を水源とした市街地を流れる川ですが、過去には大きな災害を起こしているとの事で宮前橋も流され、現在の橋も三代目だそうです。
工事のために川の流れを変えて施工しているそうですが、大雨のたびに仮設の道路が流れてしまうという事があったそうで、工事の大変さが分かりました。
△宮前橋









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