春を告げる祭り(倉本観音様)

大屋誠

2019年04月15日 14:22

春祭りのシーズン幕開けを告げる倉本地区の観音様のお祭りにお招きをいただき参列いたしました。
前日の天気予報では大雨の予想でしたが、何とか持ちこたえた曇りの中、地域の皆さんが待ちに待ったお祭りが始まりました。
恒例のお団子拾いもあり、分館活動の野菜のプレゼントありで、老いも若きも集まっての賑やかなお祭りです。

△手に袋を持ってお団子を待つ皆さんです。いつもは団子をそのまま投げますが、雨の予想もあったので、個包装にしチョコレートなどのお菓子も入ったものが投げられました。区長さんの合図で一斉に投げられます。お団子とても美味しくいただきました。



子どもさんも沢山取れました。



△観音堂前の石仏は歴史を感じさせます。



町の図書館にある「上松町の神社仏閣」という書物の中で、『この観音像には伊那の高遠に兄弟の石仏があり、例祭の前日に糸瀬山(木曽山脈の宝剣岳から三沢岳に派生した山)で倉本の観音様と高遠の観音様が相撲を取って倉本の観音様が勝った時は祭りが晴れると言い伝えられています。』との記載があります。
何ともほのぼのとしたのどかな話です。今にも降りそうな感じでしたが、何とか祭りの間は雨が降らず持ったので、倉本の観音様が粘り腰で頑張ったのでしょう。


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