赤沢オープン

大屋誠

2019年04月27日 15:10

今日、赤沢自然休養林の開園式、森林鉄道出発式が行われました。平成としては最後の開園式となります。
心配された雨も時折青空が望める天気の中での式でしたが、ちょっと肌寒い空気の中での式となりました。国有林を管理する木曽森林管理署、NPO木曽ひのきの森、林鉄を運行する上松観光開発(株)の皆様に加え、毎年地区の公民館活動の一環としてオープン初日に参加して頂いている栄町区の皆さんなどが参加されました。
昨年は、秋の相次ぐ台風の襲来による天候不良のため入り込みが7万人を割ってしまうという状況もあり、関係者一同、今年こそはという願いを込めての開園式となりました。
里は花真っ盛りですが、赤沢はまだまだ早春の趣です。これから、赤沢を彩るアカヤシオや川原サツキ、ヤマボウシなどが咲く季節となります。
人生100年と云われていますが、何よりも歩くことが健康に繋がりますし、免疫効果が有ると云われる森林セラピーも出来るという事で赤沢のフィールドは両方とも兼ね備えている所です。
また、インバウンドで来訪されている外国から来訪されている方も年々増えてきており、“森林浴発祥の地"として世界に誇れる場所として発信出来ればと思います。
木曽森林管理署では昨年からグーグルのストリートビューによる紹介もしているとの事です。インターネット上で検索していただき、是非とも赤沢を実際に訪れ、空気、風、音、光などを直接感じていただきたいと思います。

△栄町地区の皆さんが赤沢の伊勢神宮の御杣始祭の故事に因んで今年の無事を祈って木遣り歌を歌います。そして記念撮影していました。





△出発式の後の始発列車に乗車する人達、そして始発列車





△平成として最後となるレアなヒノキ製の記念乗車券が配られています。



△多くのまだ花はこれからですが、水芭蕉が咲いていました。



△オープンに当たっては、長野県林業土木協会木曽支部の皆さんの遊歩道整備や地元で毎年道路端の側溝の整備をして頂いている企業さんのボランティアの皆さんにご協力頂いています。写真は真新しい遊歩道です。









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