安全安心安全なくらしを実現するために

大屋誠

2019年05月30日 17:38

30日、東京都の砂防会館において全国治水砂防協会の第83回令和元年度通常総会が開催され出席いたしました。
全国各地から市町村長が参加し、近年多発している土砂災害の実情や、その対策などで情報を共有する貴重な時間でした。
総会に先立ち東京大学大学院情報学環特任教授の片田敏孝先生から「荒ぶる自然災害に向かい合う」との講演を頂きました。片田先生からは昨年の町村長トップセミナーで講演を頂いていますが、改めて最近の自然災害の恐ろしさを感じました。
多くの皆さんは最近の気象の異常さは実感として感じていると思いますが、データを並べて説明されるとその感覚が実態として浮かび上がってきます。

△片田先生の講演の様子



過去35年間の雨の降りかたを比べると最近は50mm/h以上の発生回数では3割以上増えており、土砂災害発生件数では約2倍以上増えているとの事です。
総会後、県治水砂防協会主催の研修会があり、その中で当町の滑川における土石流発生のメカニズムについて紹介されました。

△滑川で起きた土石流の発生の様子をビデオで紹介




関連記事