上松の夏2019(その1)
13日、旧暦のお盆を迎える中“第51回ひのきの里夏祭り”が開催されました。心配された台風10号の速度が遅くなり、影響が全くない中での開催となり準備した皆さんホッと一安心。
昨年までは、夏祭りのイベントの中で木馬(きんま)引き大会も一緒にやっていましたが、近年の異常な暑さから大会は秋の開催へと移行し、夏祭り自体も天候が安定し、更に帰省される方も多く楽しんでと期待を込めて8月13日に移して初めての開催となりました。
8月に入って相次ぐ台風の発生でやきもきしましたが、皆さんの熱い思いが通じたのか一時雷雨があったものの、却ってその雨が昼の猛暑を忘れさせてくれるものとなり夕方から多くの来場者にお越し頂き賑わい楽しんでいただきました。
今回は町の商工会関係者や町にゆかりのある方に様々な屋台を出していただき、手づくり感のある祭りとなりました。
中学生の吹奏楽のオープニングで始まり、地元企業に協賛いただいた餅投げ、下伊那下條村から“カッセイカマン”が来て頂いてのショー、そして太鼓演奏は南木曽町から「神楽組」の皆さんも駆けつけて上松檜流太鼓との迫力ある競演など多くの皆さんが楽しんでいました。
また、警察の協力によるパトカーや白バイの乗車体験もあり、地域の持つ魅力や力を集めたお祭りとなりました。
祭りを見た数人の方から「多くの人が来て良かった」、「去年より若い層の人が多かった」、「知らない人も沢山いたな」などの声が寄せられました。久しぶりに会った友達や遠くから帰省された皆さんの声が町を元気にさせてくれるものと改めて感じました。
これから出店関係者や皆さんの声を聞いて実行委員会で総括をしなければなりませんが、忙しい中でご協力を頂いた出演、出店して頂いた皆さん、警備をして頂いた警察、安協・消防団の皆さん、計画準備から始まり当日の運営をした実行委員会の商工会、観光協会の皆さん、役場職員他多くの関係された皆様に心から感謝したいと思います。
△ オープニングは上松中学校の皆さんによる吹奏楽で幕開けです。時折、風が吹いて譜面が飛んでしまうというハプニング有りましたが、アンコールにも応えてくれました。
△皆さんお待ちかねの餅投げ、怪我する方もなく無事に終わりました。中には袋やポケットに入らないくらい拾った人もいたのでは。
△地元戦士の草わけ、下條村からカッセイカマンが登場、クイズに負けると上松が下條村になるという悪の軍団が来ましたが、参加者が答えてくれて見事に撃退。暑い中本当にお疲れ様でした。ピンクの人は上松の人って誰?
△檜流太鼓と南木曽町神楽組の競演、進行を任されたS君は高校3年で「これが最後かも」と言ってましたが来年も次もお願いします。アンコール無しという振りでしたが観客席から声が上がって結局アンコールとなりました。最後は打上げられた花火とのコラボでした。
△夜店の風景
△木曽踊、生声でずっと保存会の皆さんが歌っていました。ドイツから帰省された方も輪に入って頂きました。
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