車窓から台風19号の爪痕を見て

大屋誠

2019年10月15日 10:42

台風の影響から開催が心配された中信地区交通災害共済総会と県町村会総会が予定通り開催されるとの事で、今日始発から長野まで行けるようになった特急しなので長野市に出張しています。
木曽や松本までは河川の増水や崩れた場所はほとんどありませんでしたが、筑北村を過ぎた辺りから様子が少しずつ変わって来ました。田んぼの稲刈りは先週で終わっているところがほとんどでしたが、残っていた所は少しですが倒れていました。

△麻績村の様子です。少しだけ稲が倒れるくらいでした。



しかしながら、麻績川とJRが近接する場所では護岸が洗われて復旧作業が行われていました。
△麻績川は小さな河川ですが、擁壁を乗り越えて土砂を洗い流していました。



△姨捨駅近くで氾濫した千曲川を見ましたが、いつもの様子と違う増水した跡が分かる景色が車窓を通じても分かりました。



篠ノ井駅付近は稲が泥に被ってしまった所やリンゴの木が実を付けたまま倒れて寝ているところもありました。片付けに追われている人がいましたが、まだまだ追いつかない様子でした。
長野市内は比較的落ち着いた様子です。
長野駅は新幹線の切符を買う人で窓口の外まで列を成していました。
△みどりの窓口



この台風で犠牲となられた方々に心からご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆さまが一刻も早く復旧、復興されます事をご祈念申し上げます。
今日の町村会総会が 同じ県民としてこれからどの様な支援が出来るか真剣に協議される場となるものと思います。



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