道路整備促進の願い(その1 中部国道協会促進大会)

大屋誠

2019年10月30日 15:17

28、29日と2日続けて国道等の道路整備に関係大会が東京で開催されたので出席しました。これらの大会は毎年度行われておりますが、今年は台風15、19、21号の相次ぐ襲来により全国各地で被害が出ていることから復旧、復興に向けた熱い願い、思いを訴える大会となりました。
28日には木曽町の原町長が会長を務める中部国道協会促進大会が開催されました。原会長から挨拶の中で、この20日に発生した国道361号線権兵衛トンネル伊那入り口の土砂崩落への対応について国、県へ一刻も早く国の代行事業として行って欲しい旨の要望がされました。
△挨拶する原会長



また、唐沢木祖村長から「地域住民が豊かに暮らし続けるための道」と題して木曽地域の置かれている現状について意見発表がありました。意見の中で国道19号が大雨によって通行が規制されること、通行不能ともなれば住民生活や医療活動、経済活動に大きな影響がある事などを指摘して早期に視距不良箇所の解消、防災上の課題箇所への対応、雨量規制区間の解消など地元の思いを訴えました。
△唐沢村長さんの意見発表です。



平成11年には10兆円あった道路予算は現在は6兆円まで削減されているとの事で、是非とも7兆円を確保していただきたいと意見者から発表がありました。
中部国道協会は長野県南部、愛知、岐阜、静岡、三重の中部5県から構成する協会ですが、自然災害が頻発する状況にあって100人を超える首長が参加する熱気に溢れた大会となりました。
スタッフとして参加した木曽広域連合、各町村の職員の皆さん本当にお疲れ様でした。

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