全国の過疎地域からの声よ届け!!
15日、都内で令和3年3月に失効する「過疎地域対策特別措置法」を引き続き措置するよう求める決起集会が行われ参加しました。
過疎地域の現状は自主財源が少ない中、少子高齢化に加え、急速な人口減少が起きており、厳しい財政状況の状態が続いています。
特別措置法は昭和45年に議員立法で制定され、以来、10年ごとに4次にわたって制定されて来ています。国土の多くを占める過疎地域の果たす役割は豊かな自然や歴史・文化を伝え育んできており、まさにふるさとの地域といえます。
過疎地域は都市部への食糧や生活になくてはならない水や癒しを与えてくれる自然環境などの場所を提供してくれています。この様な多面的・公益的機能は国民共有の財産であり、過疎地域が持続可能な地域として維持発展していくことは我が国の将来にとって必要不可欠事だと考えます。
昨年は他のいろいろな大会に比べて少し盛り上がりが足りない感があったように参加していて思いましたが、今年は後1年4ヶ月を切った事もあるのか参加者の熱気も感じました。
来賓として来られた国会議員も与党から野党まで勢揃い(他の大会では無い光景ですね)され、各党代表者から応援する旨の挨拶がありました。
△来賓の皆さんです。
過疎地域への普通交付税の算定や嵩上げ措置、国の各種財政支援などはこの法律によっている事が多いので是非とも継続しなければなりません。
しかしながら、全国的な人口減少や首都圏一極集中など、旧くて新しい問題もより深刻に起こっています。こうした状況を踏まえ、大会では「過疎地域の役割を評価し、新たな過疎対策の理念を確立すること」など5項目を決議して大会を終えました。
△ハチマキが配られ、大会の終わりに制定に向けて“えいえいおーっ”と気勢を上げました。
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