危機管理

大屋誠

2020年04月08日 11:29

 昨日、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて初めての緊急事態宣言が政府から発表されました。
 ちょうど、時間があったので復習の意味で危機管理の本を読みました。

△参考書です。



内容には災害を経験した首長さんから「災害時にトップがなすべきこと」という自らの体験に基づいた提言があるなど非常に参考になるものがあります。

 『直面する危機への対応』の欄には
①判断の遅れは命取りになる。特に初動の対応は決定的である。何よりもトップとして判断を早くすること。
②「命を守る」ということを最優先し、避難勧告等を躊躇してはならない。
③人は逃げないということを知っておくこと。人間には自分に迫り来る危険を過少に評価して心の平穏を保とうとする「正常化の偏見」と呼ばれる強い心の働きがある。

などです。

 危機管理に対応している時は答えが無いということが言われ、振り返ってからの検証でしか見ることができません。それだからこそ、問われるのが首長の防災意識の高さなのではと思いますが、状況の変化のスピードに付いていく事を日頃から鍛えておく難しさを感じます。

 愛ある言葉が人を動かすと思いますが、政治家の政治家としての言葉の重みが試されています。
 
 『手洗いが自分を守る 家族を守る 地域を守る』
 こんなスローガン作ってみました。感染防止にはこまめな手洗いが有効です。
 

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