ゆうゆうクラブ総会
28日午後、上松町公民館で“木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブ”の総会が行われました。地域型総合スポーツクラブとして発足して今年で19年を迎えます。
地域型総合スポーツクラブは今は珍しくありませんが、上松町で発足した時は草分け的存在であったと思います。
都市部では民間のスポーツクラブがあり、プールやアスレチック機器などが完備され、会員制で多くは運営されていますが、地方にとってはそうしたものを運営していくことは難しいという状況もあります。
そうしたスポーツを通じて健康づくりを図るため、ゆうゆうクラブでは、昨年は400件弱の催しを企画してスポーツ好きな地域の皆さんに提供しています。参加者は町外からも来ていただいており、まさに拠り所としてクラブは発展して来ています。
歴史には大相撲の御嶽海関や今年J3長野パルセイロでの活躍が期待される三田尚希選手、プロレスの瑛太選手なども輩出しています。また、高校生でも女子サッカー、バスケットなどで全国レベルで現在活躍しています。その基礎を築いてくれたのが、このクラブといっても良いと思います。
若者のスポーツだけでなく、高齢者が気軽に出来る運動などにも力を入れており、また、最近は障がい者スポーツの普及にも取り組んでいます。
今年は従来からのウオーキングが地元の方中心だったものを交流人口に拡大しようとする試みやプールでカヌーを学び木曽川で遊ぶといった新企画も計画していると事務局から発表がありました。
地域のニーズにあった、自然の特長を生かした新しいスポーツにより健康づくりが進むことに期待する総会となりました。
△小林治美会長さんの挨拶
△クラブの横断幕、出身者へ声援を届けます。
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