社明(しゃめい)運動メッセージ伝達
「社会を明るくする全国強調月間」が始まり、本日、社会を明るくする運動を進めている保護司さんや更生保護女性会の皆さんが内閣総理大臣のメッセージを携えて来訪されました。
以前にもお伝えした思いますが、社明(しゃめい)運動は「社会を明るくする運動」を略した呼び方ですが、犯罪や非行を犯した人たちの更生に理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行の無い明るい社会を築こうとする全国的な運動です。
全ての方がボランティアで活動しており、若くして道を踏み外してしまった若者の相談に親身になって乗ったり、時には観察保護の身元引き受け人として活動しています。家庭環境が複雑化する中でこうした皆さんが陰で支えていただいていることに感謝したいと思います。
プライバシー保護の問題があり、活動に神経を使うことも多いと思います。相談場所も自宅に行くと近隣の目もあることから、出来る限り配慮していく必要があるとのことでした。
新型コロナの話題になり、感染者やその家族への中傷やデマが独り歩きしているなど、とにかく人権を傷つけてしまう事例が多く発生しているなど意見交換をしました。
コロナ禍は怖いものですが、それと同じくらい人が傷つけ合うことが怖い社会、イコール暗い世相や社会を創ってしまいます。
過去に犯した罪に深く反省しながら、何時迄も苛まれる人もいます。そうした人たちに手を差し伸べる寛容な社会の実現がコロナ禍や黒人差別などの今日的な問題を解決する事ができる唯一の道だと思います。
△村上会長さんからメッセージしっかりと受けとりました。
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