お久しぶり上松技専校

大屋誠

2020年07月03日 16:34

 今年度の入校式にコロナ禍の影響で行けなかった上松技術専門校に急でしたがお邪魔させていただきました。

△正面玄関の様子



 今年も全国各地から39人の方がここに集い、毎日訓練に励んでいます。今年の入校生の特徴はうち2名の方は町出身者であると言うことだと思います。
 百瀬校長先生の話では今年度始まって直ぐに休校となった影響で夏休みはお盆の時くらいしかないとの事でした。
 皆んな一列に水場で並んでカンナ刃の研ぎに夢中になっている頃だと思いましたが、密を避けるため木工科と木材造形科と15分の時間差でのカリキュラムで行っているとのことでした。
 また、例年ならば今頃は実習棟で両科合同での実習でやるところを実習棟に加えて体育館も使って別れての実習体制とのことでした。
 時間外でしたので、二人の校生にしか会えませんでしたが、若い二人が体育館でカンナ作り、ホゾ作りなどやっていました。聞くと愛知県と兵庫県出身で、以前は建築をやっていた、ガラス造りをやっていたという事でした。カンナ刃の研ぎ技の凄さを表す「刃を持ってカンナの研磨台を振り落とさず出来るようになった?」と聞くと笑っていました。
 二人の若者は根っから物を作ることが好きなんだと思います。ハキハキと受け応えしてくれて眼がとても素敵でした。
△写真には残念ながら眼は写ってませんが元気のいい二人。きっといい職人の卵になるものと思います。



 皆さん頑張ってください!


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