若い力の突破力
将棋界に新たな時代を告げる藤井聡太7段が現役最強棋士といわれる渡辺棋聖を破り、見事、将棋界8大タイトルの一つである棋聖戦を制しました。
17歳11ヶ月の若さ、史上最年少ということで連日のように報道で取り上げられています。勝負飯と呼ばれる昼食も取り上げられ、出身地、愛知県の郷土食もさりげなくPRしているのが憎いはからいです。
自分で17歳の頃何やっとかと家族で話題になったが、私は普通の高校生だったとしか思い出すことができない。家族全員が似たり寄ったりな状況で、話題もそれまで。
若い力というものが凄いということだろう、Aiが最善手を選んでも、それを超える一手を打ち、Aiがそれを億単位先の手を読んだ先に藤井聡太さんの読んだ宇宙空間ともいうべき、棋譜があるのだから「凄い!」としか言いようがありません。
詰将棋で7手までも苦労する私には想像が出来ない世界観を見てみたい気がします。
若い力といえば、今日、地域おこし協力隊のKさんが『クラウドファンディングで予定していた110万円を超えることができました」と報告に来ました。
彼は今回のコロナ禍で結婚式が延期・中止になった全国の新郎新婦にウェディングボードをプレゼントしたいということで、インターネットで共感する方々に資金を募っていました。
聞くと、プレゼントの希望者は既に45組となっているとのことです。コロナ禍であっても、自分が出来ることで周りが明るくなっていくんだということを一人の若者に教えられました。
また、それに何とか応えようとする温かく見守ってくれる皆さんが多かったのではないでしょうか。
コロナ禍、豪雨災害など、世の中が前を向くのが難しい時こそ、こうした若い力の突破するパワーが求められ、その先に新しい時代が見えてくると思います。
△クラウドファンディングを呼びかけるチラシです。募集は17日(金)まででした。119万円集まったそうです。
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