まだ見ぬ風景へ(B&G財団舟艇機材配備式)
17日、B&G財団からカヌー、サップ及び救命胴衣等をいただきました。正確には3年間、上松町海洋センターで借りてその後正式に引き渡されるというものです。
財団本部から菅原理事長、事業部の鈴木係長が来町されて式典が行われました。菅原理事長から「上松の素晴らしい自然の中で大いに楽しんで」という挨拶がありました。
カヌーが6隻、立って乗ってパドルで漕ぐサップ(sup)が5台、それに漕ぐパドル、救命胴衣など合計で約100万円の器材です。
私が3年前にB&Gサミットに出席した際、全国各地の活動報告の中にカヌーを使った紹介ビデオがあり、一緒に行った植原教育長に話したことで実現した今回の配備式です。実は植原教育長も同じ思いを30年前からしていたとのことです。
最近、上松の子どもたちが自然、特に川から遠ざかっているような気がします。挨拶の中でも申し上げましたが、夏の思い出といえばキュウリと味噌を持って一日中川で友と遊んだ事を思い出します。
山に囲まれ、木曽川が北から南に貫いて流れる自然豊かな上松で育っているのにもったいないと思います。
今回、配備されたカヌーを使って川面から上松の違う風景が見られる事になれば、子どもたちにとっても、そうした風景を見た事がない大人にとってもきっと違った魅力を感じさせてくれるかもしれません。
木曽八景の一つ『木曽の桟』などは当面の最適地かもしれません。秋の紅葉の中、旅人が恐る恐る渡った場所を下から見る事ができればどんな風景が目に入ってくるのか楽しみです。
クラブでは早速29日に『木曽の桟』で浮かべてみるそうです。興味のある方は是非教育委員会までご連絡の上試乗ください。
△菅原理事長さんの挨拶
△配備された器材
△fくんサップの進水式、私はカヌーをやりましたが、皆さんチンを期待していたようですが、応えられずにすみませんでした。
*チン=カヌーがひっくり返る事
△集まってくれたクラブの子どもたちと記念写真
△早速、Hコーチから救命道具の付け方など習っていました。
関連記事