シトラスリボンプロジェクト

大屋誠

2020年09月02日 12:11

 コロナ禍の中で人を傷つけたり、マスクをしている人としていない人との間でいさかいが生じているということがマスコミを通じて報じられています。

 4月16日に発表した“コロナウイルスに負けない上松町宣言“に『噂やデマに惑わされない、危機に乗じた犯罪を許さない』という項目を掲げました。
 歴史は繰り返すとは云いますが、まさか本当に現在の状況は・・
 関東大震災の時に「朝鮮人が暴動を起こす」といったデマが飛び交い、罪もない人が殺されて亡くなったという事があります。朝鮮の方だけでなく間違えられて亡くなった日本の方もいました。混乱の中で正確な人数等は分からないようですが、あった事は事実です。
 私は住民の皆さんに向けて宣言を考えていく上で、こうした事態が起きなければという警鐘の意味で掲げましたが、残念ながらこうしたことが起こってしまっているようです。
 一方で、シトラスリボン運動という動きがあります。愛媛県松山大学から始まった新型コロナ感染者や医療従事者への差別をやめようとする市民運動です。全国各地、企業なども参加した草の根の動きとなっています。
 当町においてもこの動きに賛同してプロジェクトが始まっています。シトラスリボンを作り、身に付けてこの運動に賛同の意を表することで差別をなくすというものです。
 上松のプロジェクトの特徴は、ひのきの「削り花」を使っているということと、キャラクターを職員のHさんが創作してくれたという事です。
 毎回、私は事あるごとに職員にも言っています。「確かにウイルスは怖い、だけど、そうしたことを通じて他人を傷つけたりするのはもっと怖い」と。
 この運動を通じて明るい地域が多くの皆さんの力で、もっと明るいものになるために。

△リボンと啓発用チラシです。キャラクターは“しとらすひのき“ちゃんです。




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