きそひのき製足踏みペダル式寄贈

大屋誠

2020年11月10日 12:01

 10日、町内の野村木材さんから“きそひのき”利用した足踏みペダル式の消毒液ポンプスタンド2台寄贈頂きました。
 野村弘社長が町長室を訪れ、庁舎などで来庁者に消毒を奨励して感染防止に役立てて欲しいとのこと事でした。
 製作は新型コロナ感染が拡大した春頃から考えていたそうで、商売でお付き合いいただいている岐阜県の東濃地域で木材加工をしているトーホー木材さんとのコラボでこの度完成したそうです。
△寄贈頂いた木製スタンドです。噴霧器の高さによって8段階に調整出来ます。


 今回寄贈頂いた“きそひのき“のひらがな表記の木材は、人工林の間伐材という意味だそうですが、木曽で育ったひのきは人工林でも木目が綺麗で、開けた途端にひのき特有の香りが広がりました。
 木の良さ、特にひのきの特長に殺菌能力があるという事がいわれています。ある学校で木質化された教室とコンクリートが多く使われた教室の子どもたちを比較してインフルエンザの発症の違いを調べた保健の先生がおり、その結果、木質化した教室の子どもたちのインフルエンザに罹った子どもの人数が明らかに少なかったという事例が報告されていたのを記憶しています。
 野村木材さんでは、この製品を木曽地域の主な公的施設にも寄付していきたいと話していました。当町においても、ふるさと納税も返礼品や交流のある豊明市などに紹介して利用促進に繋げていければとお話をさせて頂きました。
 寄贈して頂いた物は役場出入り口、公民館にそれぞれ配置する予定ですので、使ってみてください。
 

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