高速時代を見据えて
7日、木曽地域交通網対策協議会及び木曽地域振興局共催による飯田に予定されているリニア新幹線長野県駅周辺の状況、高速道中央自動車道神坂スマートインターの整備状況などの現地視察に参加しました。
初めに県道南木曽中津川線の拡幅現場を視察しました。
△こんな感じです。
中津川市馬籠から南木曽町妻籠への県道は歩く中山道を訪ねる旅人にとって人気のコースですが、途中は狭隘な箇所もあり、大型バスが交互通行するのにも難しい所があります。写真にセンターラインありますが、下った所はありません。これを拡幅する工事が進んでいます。
次に、中央道神坂PAに令和3年度末供用開始の予定で進むスマートインター建設現場を視察しました。現地は馬籠宿の入り口から車で2〜3分程度とすごく近く、今まで中津川インターから市街地を通過して来たものが大きく短縮されます。
この効果は関東、関西の両方面からの観光客にとって時間短縮に繋がり、木曽地域の観光に相当なインパクトを与えるもと思いました。
総額20億円を予定していると中津川市青山市長が説明していました。
△青山市長挨拶
△神坂PAの今の様子
視察の最後はリニア新幹線の現状ですが、約90%がトンネルという事で、地表で見える所は僅かで、まだ、土地交渉がこれからということでした。ですから、案内された所も民有地の広い場所(地権者には許可取ってある)で、この場所の確保目標もこれからだそうです。
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△次に飯田市が一望できる縄文フルーツパークで全体の様子の説明を受けました。眼下に広がる天竜川に来年は架橋が出来ていくとのことでした。
2027年完成を目指しているリニアは静岡県内で地元調整が難航しているようですが、2022年度末の神坂スマートインターなど、木曽地域を取り巻く状況も大きく変わって行きます。それを見据えた将来計画を作っていく必要があると実感させられた視察でした。
途中で買った『市田柿』は昔から好きですが、変わらず美味しいでした。コタツで食べると尚更です。
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