上松町企業振興審議会開催
今日、平成11年に開催されて以来、11年ぶりに上松町企業振興審議会が開催されました。この審議会は申請が無ければ開催されませんので本当に久し振りで担当者も審議会委員の委嘱から事前準備から大変であったと思います。
今回はT木工さんがコンピューターで操作する機械を購入したということで、固定資産税の免除の特例措置を受けるために申請があったもので審議会に諮問しました。
現地視察をしましたが、Tさんが急に施主さんとの打ち合わせが入り、説明は従業員さんにお願いしました。木材をセッティングすると自動的にカッティングしたり、ホゾなどを自由に細工出来たりする優れものだそうです。
Tさんは家そのもの作るいわゆる大工さんではなく、新築の家やお店の室内装飾を施主さんのオーダーでやる仕事を主にやっているとお聞きました。
△機械です。丸鋸、ホゾ切りなどが一度で出来る全自動マルチカッターの様なものです。ちょっと暗くて分かりにくいですが、3D加工できるものといった方が分かりやすいですね。
△出来上がりです。厚さとかコンピューターにデータ入力すればこの様にカッティング出来るそうです。
木工の世界での機械は切ること、穴を開けることなど一つ一つの用途が限定されていましたが、この一台で全てやる事ができるそうです。
じゃ作業工程で人間がやる事は入力だけ?と思いましたが、木材は一つひとつが違うし、用途によってどの材を使うか、どの様に材を無駄なく使う事が出来るかなど、やはり基本的な事を熟知してなければ出来ないのかなと思い直しました。
その辺を聞くために再度Tさんをお邪魔したいと思いました。