中央アルプス山岳フォーラム
10日土曜日に駒ヶ根市で「中央アルプス山岳フォーラム」が開催されました。このフォーラムは昨年3月27日に中央アルプスが県立公園から国定公園に格上げを記念して行われる予定がコロナ禍で延期されていたものです。
ロビーには上松町の“寝覚の床”のパネル写真が飾られていました。寝覚の床は県立公園時代から飛び地として指定されています。同じ様に南木曽町の田立の滝も指定されています。
△ロビーの写真です。
伊藤祐三(駒ヶ根市長)実行委員会委員長から今回の中央アルプス国定公園の指定は、自然だけでなく、その裾野で育まれて来た歴史文化とともに指定された。山に残る雪形、そして流れ出る水など多くの恩恵を得て来たことなども含めて国定公園としての指定となったなどの挨拶がありました。
△伊藤委員長の挨拶
△顧問の阿部知事の挨拶
△駒ヶ根市と宮田村の3人の中学生が未来に向けたメッセージを朗読
この後、基調講演がありプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんと三浦豪太さんから講演頂きました。三浦雄一郎さんは70歳で初めてエヴェレストに登頂、その後、75、80歳と三回登頂に成功しています。初めて登った70歳の時には生活習慣病であった事、75歳の時には不整脈(心房細動)を乗り越えての登頂であったとのことなどエピソードを話されました。
残念ながら写真撮影はご遠慮下さいとの事でありませんが、最近、頸椎を痛めたとの事で車椅子での登場でしたが、声もとてもハリのある声でお元気な様子でした。
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