今一度、注意してください(マスク配布)

大屋誠

2021年08月04日 12:49

 新型コロナの感染拡大が東京など首都圏だけでなく、全国的に今までを上回るペースで進んできています。
 政府や都道府県では夏の行楽シーズンを迎える事から、不要不急の外出や県を跨ぐ移動について自粛を呼び掛けていますが、一方では海外から選手を迎えてオリンピックが開催されています。
 期待されたワクチン接種はその供給不足が指摘されているなか、今度は蔓延している都市部に重点的に供給すると発表し、そして、中程度については自宅療養とする方針を打ち出しました。
 一見すると致し方ないのかとも思う部分はあるかもしれませんが、では実際に運用するにはトリアージ的な事を誰がどうした基準でやるのか、急速に症状が悪化した時の対応、同居している人がいない場合どうするのか、他にも分からないことが伝わって来ていない。生煮えの状態での発表は現場に大混乱を引き起こす原因とならないか危惧しております。
 それでしたら、自分で自分を守らなければなりません。感染した方が再感染する、或いはワクチン接種した人が感染するなどの事例が報告されています。
 ここは本当に苦しい時ですが、原点に帰った対策をして行く他ありません。今日から町内の高齢者施設、福祉施設に不織布のマスクを配布しました。前回は不足していたマスクをお配りして予防を呼びかけましたが、今回は再度の注意喚起をお願いする目的での配布です。
 町内には地域の高齢者施設、福祉施設が集中していますので、怖いのはクラスターが発生することですが、幸い、町内での感染確認者数は一人に留まっています。しかしながら、これは偶然なのかどうなのかは分かりませんが、一人ひとりの感染対策への意識が高い事も要因ではないかと思います。今日から17施設に2万1千枚を配布する予定です。
 どうか、今後も感染者が出ない事を念じつつ訪れた施設に配布させて頂きました。
 「手洗い」「うがい」「マスク着用」の重要性を今一度思い出してください。
△グレースフル上松、社協、あい愛さんに配布させていただきました。







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