国土強靱化地域計画(案)
最近の災害に対応するため上松町国土強靭化地域計画策定委員会で検討されてきた「国土強靭化地域計画」(案)が策定され、今日その報告書を頂きました。
大塚委員長(信大特任教授 地質学)から報告書を頂きました。先日の当町の大雨による自然災害など、気候変動による全国各地で災害が起きていますが、災害に強いまちづくりを目指すための計画となります。
1 人命の保護が最大限図られること
2 負傷者等に対し、迅速に救助救急活動が行わ
れること
3 必要不可欠な行政機能、情報通信機能は確保
すること
4 必要最低限のライフラインを確保し、早期復
旧が出来ること
5 流通・経済活動を停滞させないこと
6 二次的な被害を発生させないこと
7 被災した方々の生活が継続し、日常の生活に
迅速に戻ること
の7つの基本目標に掲げています。
また、重点的に取組む主要な施策として『起きてはならない最悪の事態』として過去の当町の災害を踏まえた対応も謳われております。
この計画案を基にして9月中に計画を策定して行く予定ですが、最近の災害については何度も書いていますが、『災害は忘れた頃にやって来る』が死語になりつつあります。
今日は9月1日、相模湾北西部で発生した巨大地震は後に“関東大震災“と呼ばれるようになり、その災害の記憶を留め、繋いで行くために「防災の日」となりました。
町では昨年に引き続き新型コロナの影響で住民参加型の訓練は中止となりましたが、この日を機にハザードマップなどの確認やいざという時の家族の連絡方法など確認して頂きたいと思います。
△大塚勉委員長さんから報告書を受け取りました。
報告書(案)の策定の検討にご尽力いただいた外部委員の皆さん、パブコメで意見を頂いた県地域振興局の皆さん、町民、町議の皆さんに改めて厚く御礼申し上げます。
関連記事