木曽建設事務所現地調査
17日午後から木曽建設事務所と県が管理する河川、道路、砂防の工事施工希望箇所の現地調査を行いました。
上町地区玉林院裏の聖沢の砂防堰堤、流路工、上条地区の木賊沢など昨年、今年と出水により被害が出た箇所などを現地を見ながら意見交換して回りました。
諸原地区では木曽川の護岸の状況を見ながら、右岸と国道19号とを結ぶ高規格の橋の建設に理解を求めました。
先日の災害でも復旧や迂回路として木曽川右岸道路が左岸の国道19号を補完する道路として大きな役割を果たしました。また3年後には老人ホーム木曽寮も移転してくることから、木曽川両岸を結ぶ道路、橋の整備は一層切実な要望となります。
他にも砂防、河川整備など県管理の要望箇所を挙げて要望しておりますが、近年の自然災害による被災箇所が多く、その復旧が優先されるという事ですが、住宅地など安全確保が急がれる所がありますのでしっかりと町の要望を伝えました。
△要望箇所の聖沢を見る小林所長さんほか木曽建設事務所の皆さん。
上松町の地質は木曽川の右岸と左岸では全く違うという事が分かります。私も渓流釣りやるので大体の町内の渓の特徴は知っていますが、この現場の聖沢は砂礫、砂利という細かい堆砂土が流れ出て、流路を塞いでおります。
最近の土石流は普段は1mにも満たないこうした本当に小さな沢で発生しています。
台風14号は南に外れて当町には幸い大きな影響はありませんでしたが、台風そのものから離れた地域で前線の影響で被害が出る恐れがあります。
これからも台風発生もあるかもしれません。当分注意しなければならない季節となります。
「なんで、連休ばっか狙い打つように来るんでしょうかね。大屋町長になってから毎年避難する様になったね。」と冗談めかしに職員にいわれました。「それは私のせいじゃ無いから」と答えましたが、コロナといい、なんとも言えない3連休が始まりました。ゆっくりお休み下さい。
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