歳末夜警始まる

大屋誠

2021年12月27日 09:45

 26日夜から町消防団の恒例行事である“年末夜警”が始まりました。昔は年末に犯罪や火災などが発生した事から年も押し迫ったこの時期に行っていますが、昨年末は新型コロナ感染流行を受けて中止となり2年振りの夜警です。
 団幹部と消防委員が当番を決めて29日まで4日間行います。例年、夜10時くらいにスタートでしたが、今年は時間を早めて7時半から4つの各分団詰所を激励巡視します。
△この様に当番の消防団員が整列して迎えてくれます。


 そういえば昔は夜半過ぎ(朝早く?)まで一年を振り返って話をし、冷え切った身体を温めてくれる飲み物で温め、それを酌み交わしてやっていたな〜と、消防団員だった頃の話を消防委員の方と楽しく会話しながら思い出話しに花を咲かせました。
 今年の消防活動で8月豪雨災害で水防警戒に当たっていた消防団員の一報で宮戸沢の土石流を知り、それをリアルタイムで飯田国道事務所長にホットラインで知らせました。その1日後の朝には通行止めとなっていた国道19号が復旧しました。早期の復旧にこうした消防団の活動があった事を忘れてなりません。
 消防団の任務が『焼け松町』と揶揄された火災の防火に加え、自然災害への備え、対応が求められる時代に入って来たことを肌で痛切に感じる一年でした。
 消防団員の皆様本当に有難うございました。残り5日間よろしくお願いいたします。
 

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