全国防災協会定時総会
上京して二日目となり、今日は『公益社団法人 全国防災協会通常総会』が行われ出席しました。
防災協会長は昨日の行われた全国治水期成同盟会の会長と同じ脇雅史会長が務めています。
△脇雅史会長の挨拶
会長挨拶の中で、災害復旧のため被災地の自治体支援をしっかり行なって行く、出水期を迎えるに当たって不安な部分もあるが被災した時の査定など協会の務めを果たして行きたいと挨拶されました。
協会事業の主な事業として被災地への災害査定の技術的支援などを通じて早期の復旧を目指すことや一定の被害が起きた場合に基金を活用して無償で支援を行なってきています。
次に国土交通省の朝堀防災課長から「三年連続、或いは二年続けて被災したという事例も聞いており、そうした所への検討が求められている」と挨拶がありました。
昨年は災害は少なかったとの事ですが、木曽地域はご承知のとおり大きな爪痕を残しました。一刻も早い復旧をしなければなりませんが、土地所有者との調整が必要です。
個人ならば話は早いのですが、共有地となると全員の方の同意を取るのは大変な作業です。昔は皆んなで分け合って使っていたという『入会地』も町の中には多く残っており、町内に住んでいれば話しも早いですが、町から離れてしまっているケースや二代、三代前に遡るケースもあります。当然権利者が多くなります。
国幹部の方に、どうにかこうした自然災害を防ぐ、或いは復旧を急がなければならないケースにおいて進める事ができる法整備をお願いしました。