木曽寮移転改築工事安全祈願
12日、木曽広域連合で計画している老人ホーム木曽寮の安全祈願祭が下河原の建設予定地で行われました。
岡谷・松本土建・興和特定建設工事共同企業体が8月に12億2千万円で落札し、令和5年10月末の完成を目指して工事が始まります。
今回の建設に当たっては広域連合に建設検討委員会(委員長 村田上松町副町長)を設けて検討してきました。地主の皆さんや広域議会議員の皆さんなど多くの皆さんのご理解を得ながら検討を進め、運営主体は隣接する上松荘を運営している木曽社会福祉事業協会が指定管理者として当たっていただくこととなっています。
△現地の様子です。
△安全祈願祭の様子。唐澤代表副連合長が鍬入れの儀を行いました。
本体は鉄筋コンクリート造一部2階建で延床面積は2,978㎡、その他鉄骨平屋建のボイラー棟があり延床総面積は3,057㎡です。
入所定員は長期55人、短期5人の計60名で自然エネルギー活用の観点から「木質バイオマスボイラー」が導入されます。
現在の木曽寮は昭和38年に建てられましたが老朽化し雨漏りや電気設備など施設の維持の面でも問題が多かったことから平成30年の基本方針策定から基本構想、平成元年度には基本計画を策定し、令和3〜4年度、基本設計・実施設計などを経て今日を迎えました。
完成後、実際の入所は令和6年4月の開所を予定していますが、今までちょっと我慢していただいた入所者の皆さんに少しでも快適に過ごす施設になればと思います。
請負業者の皆さんには工事期間中は事故が無く安全な施工をお願いします。
関連記事