社会を明るくする7月
7月に入りましたが、まだまだ梅雨空が続きそうです。大雨の後の昨日、今日と梅雨の中休みということで、野菜や花に水をくれて良いものか迷います。
そんな7月の訪れですが、毎年“社会を明るくする運動”を推進している保護司や更生保護ボランティアの皆さんが国からの推進にかかるメッセージを持参して伝達して頂きました。
『更生保護』とは犯罪を犯してしまった人達の社会復帰を支援する事ですが、最近の犯罪ではネットで集められた若者が黒幕の指示通りに強盗や振り込め詐欺などの犯罪に安易に加担してしまう事例が多く発生しています。
ネットは互いの顔が見えないだけに罪悪感が薄れてしまっているのかもしれませんが、あまりにも簡単に犯罪に手を染めていると感じるのは私だけでしょうか?
また、回転寿司で醤油をペロペロと舐めてしまった少年もいました。一生涯かかっても償えないような金額が請求されたとニュースでやっていましたが少年の悪ふざけと云うにはあまりも家族をも巻き込んだ大きな事件となってしまいました。
昔はイタズラだからと言って多少のことは許されたものもありましたが、インターネット、SNSなどでの拡散による影響や新型コロナ感染で社会の環境も大きく変わり、世間の受け止め方も相当に厳しくなってきている事を忘れてはならないと思います。
また、一方では若い時の過ちを悔い、必死に社会復帰を目指している人がおり、それを支援する皆さんがいます。私たちが暮らしている社会はそうした寛容の心を忘れてはならないと思います。
社会を明るくする運動を推進している皆さんは、まさしく手弁当で支援活動をされています。地域の人口が減少し、少子・高齢化が進む中で、この運動をどう今後進めていくのか皆さんと共に考えて国に対して行動する時期が来ていると感じました。
△町長室で記念写真。代表の村上保護司さんからメッセージを頂きました。