お礼とお願いの旅(その2 伊勢市)
23日に昨年度連携協定を結んだNOTEさんが伊勢市で進めている民家を活用した宿泊施設整備について、地元のNPO“伊勢河崎町づくり衆”の皆さんや一緒に事業に関わる皆さんとお会いして現地視察、そして意見交換をさせて頂きました。
河崎町は伊勢市に流れる勢田川に沿って商人の町として江戸時代には東西の往来で栄え、大きな蔵と商家が残っています。
△このような町並みです。
△所々に旧い蔵などを改良した洒落たお店もありました。
伊勢の皆さんは木曽に対して思い入れがひとしおで、展示物の中には伊勢神宮式年遷宮の際に使った法被も展示されており、初めてお会いしたのにとても親しくお話をして頂きました。
河崎町の取組みは、勢田川が昭和49年に氾濫した際の復興から始まったとの事で、右岸側が護岸により旧い町並みが取り壊され、新しく整備されていく中で、左岸側の河崎町の多くは商家が並ぶものとして往時のそのまま残ったとのです。
旧いものを残して活用しようとNPO“伊勢河崎町づくり衆”を発足させて取組んできたとの事で、今回、空き民家を活用して宿泊施設の整備を計画しているとの事でNOTEさんが加わり、特定会社を立ち上げて進めるとのことで、これから始めようとする当町にとっても、とても参考になる貴重な機会をいただきました。
意見交換の中で、河崎町ではお祭りイベントがあり、多くの方が訪れるとの事をお聞きし、伊勢との縁で出来れば、何らかの交流が出来ればなどのお話しをさせて頂きました。
また参加して頂いた方の中に当町の方を個人的な繋がりで知っている人がいるなどの話もあり、不思議な縁も感じました。
以前の総合計画では伊勢市でアンテナショップを立ち上げるなどがあったものの具体的なとっかかりも無く終わってしまっていましたが、こんな縁を大事にしていきたいとお互いに温かい交流の機会を頂きました。
△河崎町商人館で展示されていた式年遷宮関係の資料
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