知事と住民の県民対話集会

大屋誠

2023年10月05日 09:37

 9月29日に県知事と住民による県民対話集会が開催されました。会場となった公民館大会議室には約50名の町民の方に参加して頂きました。
 この集会は県内77市町村を回って知事と住民が直接対話するというもので、阿部知事が選挙の折に公約の一つとして掲げていたものです。
 集会の前に首長との意見交換の場も設けられ、私からは、地域で必要とする保健師や司法書士などの国家資格の専門職を生み、育て、そして県との連携の下、地域人材として活躍出来る地域をどう創っていくのかを主に意見交換をしました。
 短い時間でしたが、知事とも思いは共有出来たものと思いました。
△知事との意見交換の様子


 次に住民対話集会に移り、テーマを『上松町の現況と課題を踏まえた地域公共交通のあり方』と題して意見交換を行いました。
 予め意見の提出のあった4人の方から、高齢者、障がい者、子育て世代の方、観光業者の方々から体験から感じている事など、地域公共交通に寄せる思いを述べて頂きました。
 JRについては、主に松本方面に行くには跨線橋を行かなければならない事で高齢者や障がい者にとって、加えて重い荷物を持った観光客に不便で大変なこと、また障がい者がバスを実際利用するに当たって感じている事など実体験を通じた意見が出されました。
 知事からは率直に難しい点も指摘する話もあり、現在進められているバスの公共交通の検討にも役立つものもあったと感じました。
 普段は県知事と直接話をする機会はあまりありませんので貴重な時間となったものと思います。多くの皆さんのご参加に御礼申し上げます。
△対話集会の様子




関連記事