消防記念日行事
3連休の最後、11月5日は消防記念日行事式典が社会体育館で行われて出席しました。
上松町『消防記念日』行事は明治27年11月に“上松消防組”が結成されたことに因み毎年この時期に開催されています。
消防組の発足当時は約80人の編成で2部体制であったとの事です。腕用(わんよう)ポンプという大八車に着いたポンプを両側で上下させて水を放水する器具が2基配備されたとの事です。
△説明が難しいのでこちらをご覧下さい。
それから129年経ちましたが、大八車は自動車に代わり、ポンプも圧力を加えて長い火点などの目標までホースで繋ぐことができる様になりました。
また、防火水槽や消火栓の整備などで水利の環境も良くなり、防火地域の設定により、住宅も昔の檜皮葺きの屋根からトタン葺き、瓦葺きに変わるなどで防火体制も進みました。
こうした環境が整備されて来ましたが、風や空気の乾燥の状況によっては大きな火災を引き起こす可能性があるかもしれません。
式典の挨拶中で、アメリカのハワイで起こった大火災に触れ、地球規模の気候変動により高温で乾燥している事、また豪雨による大規模な自然災害が起きており、私たちの時代はそういう中にある事を忘れてはいけないと話させて頂きました。
これから寒く、空気が乾燥する季節を迎えます。火の元には充分気をつけて下さい。
消防団員の皆さんは、式典終了後、機械操作訓練、各戸への啓発活動と一日中活動して頂きました。
△式典
△機械操作訓練