新年度に向けて(予算査定)

大屋誠

2024年02月07日 22:05

 今週は月曜日から令和6年度当初予算の査定が始まり、今日で最終日を迎えました。当初予算査定は新年度に向けて主要施策に具体的に予算付け作業をしていくものになり、行政の重要なものになります。
 先週までの副町長査定が終わり、その中で町長が新規事業や次年度以降にも継続する事業についての方向性を示すものとなります。
 町村財政の自主財源は少なく、国からの普通交付税や補助金に頼らざるをえない面があります。そして国が『起債』という形で自治体としては借金となりますが、後で交付税措置として返ってくるものもありますがそれが過度なものになるといわゆる借金で自由な行政執行が出来なくなります。
 地域からの要望やこれからの地域づくり、そして過去からの事業による借金などを総合的に考えなけばなりません。
 各課からは切実な地域の要望や必要な施策について上がってきますが、どうしても全体の中から希望に添えないものもあり、それまで職員が苦労して積み上げてきたを思うと辛いものがあります。
 しかしながら、これで今回はダメでも次に繋がることがあります。常に新しいことや絶対にこれから必要な事を追い求めることが職員のモチベーションに繋がると信じたいと思います。
△査定の様子